庭にちょっとしたステップが欲しい」と思ったことはありませんか?
コンクリートデッキ、またはタイルデッキのDIYといえば、まずは型枠からです。
コンクリートDIYではコンクリート作りに注目してしまい、型枠作りには注目が薄いと思います。
そこで型枠から始まり、型枠で終わる記事を作りました。
この記事ではこれまでに何度もコンクリートDIYしてきた自分の経験が詰まっています。
ですのできっとお役にたてると思いますので、ぜひ最後まで観ていってください。
それでは全3回にわたるタイルデッキ作りの第1弾として型枠作りを詳しく紹介させていただきます。

お時間のあるかたは動画もありますので、ぜひこちらも観てくださると嬉しく思います。
型枠のサイズを紹介。


タイルデッキをDIYする型枠のサイズは約2400㎜×600㎜
ポイント: タイル(298mm×298mm)がちょうど収まるサイズ(縦2枚×横8枚)に設計することで、面倒なタイルのカット作業を省き、仕上がりを綺麗にする狙いです。
型枠作りに使用した道具






使用した工具は主にこちらです。
使用した材料と、費用


| 名前 | 値段/個 | 個数 | 金額 |
|---|---|---|---|
| ※延長用配管 | 1,880 | 1 | 1,880円 |
| コンクリートパネル | 1,950 | 1 | 1,950円 |
| ワイヤーメッシュ | 438 | 1 | 438円 |
| 砕石 | 218 | 4 | 872円 |
| サイコロ | 25 | 10 | 250円 |
| 異形鉄筋(D10×915) | 188 | 1 | 188円 |
| 合計(税抜き) | 5,578円 |
※ 延長用配管に関しては、自分の家限定です。
たまたま作りたい場所に排水用配管あったので埋めるわけにはいきませんでした。
そこで高さを延長するために、やむをえず延長配管を購入しました。
配管の費用を引けば3,698円となります。
※砕石は自宅のものを再利用しましたので実質0円でしたが、ホームセンターで準備したら表のようになります。
墨出しと配管の調整


まず自分が行ったのは、完成の高さを決める「墨出し」を行いました。
墨出し


差し金を使って、ステップの完成高さに印を付け、一直線に線を引きます。
配管カット


そのまま配管を設置したら高くてはみ出てしまうので、墨出しをした(コンクリート完成高さ)になるようにグラインダーでカットしました。
グラインダー使用時は、目に破片が飛んでくる可能性があるため、必ず保護メガネの着用をしてください。
※排水用の配管はコンクリートまで顔を出して、バサモル(タイル下地)とタイルで塞ぐ予定です。
もしもの場合はタイルを剥がす予定です。その「もしも」がこの先起こらないことを願います。




防水処置


コンクリートが配管に入らないよう、境目を防水テープでしっかり塞ぎます。
型枠の製作と設置


コンクリートのサイズを決める重要な工程です。この段階から出来栄えが左右されると思うと慎重にサイズを決めてカットを行い、さらにしっかりとした設置を心掛けました。
材料カット


型枠の材料は、お馴染みの「コンパネ」を使用。
コンパネ板の縦のカットは精度を求めホームセンターでカットしてもらいました。
※ワンカット50円
しかし、横のカットは節約のため自分で測り、丸ノコ定規を使用して垂直にカットしました。
補強を施す




コンクリートの重みで型枠がしならないよう、適当な木材でコンパネの裏に補強を入れます。
背骨のイメージをもっていただければと思います。
背骨をつけることでコンパネもシャキッと背筋を伸ばしコンクリートの重みに耐えられるようになるのでやったほうがいいです。
接合




部材が出来上がったら広い場所で接合を行いました。コーナーの接合は難しく廃材を使うこともあります。
精度出し




水平器と差し金を使い、垂直・水平・直角を徹底的に確認します。
この作業は一言でいうとめんどうです。しかし後から入念に「確認しとけばよかったー」と何度も後悔してきたのでここは丁寧に行いました。
型枠の設置、固定


決めた位置から動かないよう、鉄筋や木材でしっかり歯止めをかけます。
廃材を斜めにして木槌で打ち付けて地面に挿し、ビスで型枠に固定。以上です。
簡単に言うと動かなければなんでもいいと思います。
自分は昔、枕木などの重い物を置いて固定していた時もあります。
地面を固める「砕石」と「転圧」


コンクリートを流し込む地面には、必ず砕石を撒きます。
砕石って大事なの?


なぜ砕石を敷く必要があるのか?敷かなといけないのか?と 素人なりに気になったので調べてみました。
それは察しのとおり地盤の安定のためです。
沈下防止


砕石を下に敷き転圧することで、沈下を防ぎます。
砕石同士の角と角が噛み合い高い強度を発揮することで、その上に載るコンクリートの沈下を防ぐ役割をします。
重さの分散


砕石を敷くことでコンクリートにかかる荷重を均等に地盤全体に分散してくれます。
特定の場所に重みが集中しなくなるので、沈下やひび割れを防いでくれます。


※線路に置かれた石もそうゆう理由なんだと、恥ずかしながら知りました。
線路の石には排水など他にも理由があるみたいですけど。
コンクリートの急激な乾燥(強度低下)を防ぐ。


砕石を敷くのを怠り直接地面にコンクリートを流すと、コンクリートの水分が地面に奪われます。
コンクリートの水分を奪われると強度低下やひび割れの原因となるためこれは避けたいものです。
※簡単に言うと砕石を敷かない理由が見つからないです。
転圧


砕石を敷いたら、しっかり踏み固めます。今回は手作りのタンパーで転圧しました!
こちらのタンパー、基礎ブロックをツーバイフォーで固定したもので重さは10キロ以上はあると思います。
こちらを持ち上げて落とすを繰り返すため体力の消耗は激しいです。。
また、自分のつま先をつぶさないように腰を引いた体制で行うため、さらに効きます。筋トレが趣味の方にオススメです。
5. ワイヤーメッシュの設置


ひび割れを防ぐために、ワイヤーメッシュを入れます。
コンクリートは石のように硬いですが、曲げようとする力には弱いです。
お菓子で例えると、クッキーだけではすぐにパキッと割れますが、中に硬いチョコレートの棒を入れることで割れにくくなるということです。伝わりましたかね笑
ワイヤーメッシュのカット


ワイヤーメッシュを型枠のサイズにカットします。クリッパーなどの道具がないためグラインダーを使用しました。
また、半分の大きさで丁度でしたが、残りを持ってても仕方ないので全部型枠に設置しました。
グラインダー使用時は、目に破片が飛んでくる可能性があるため、必ず保護メガネの着用をしてください。
高さの調整と固定




メッシュがコンクリートの真ん中より少し上、表面よりに来るのが理想です。
そのためサイコロ(スペーサー)を下に置いて浮かせます。
ワイヤーメッシュが動かないように固定


地面に挿した異形鉄筋とワイヤーメッシュを番線で固定して完成です。
固定することでサイコロからワイヤーメッシュが落ちないようになるので安心してコンクリートを流し込めます。
まとめ:素人でも型枠は作れる


第1弾の「型枠」にかかった費用は…… 合計 4,706円!(砕石費抜き)
配管調整などの材料費を含めても、かなりリーズナブルにスタートできました。
次はこの出来た型枠にコンクリートを作り流し込んでいきたいと思います。
簡単そうで難しい型枠作りは、何度も作ってきたことで手際よく作ることが出来るようになりました。
自分の型枠DIYの経歴についての記事もありますのでよかったら観てください。










