自宅の庭にテーブルや作業台の設置を検討しているなら自分で作ってみるのも良い策だと思います。
自分で作った物は買った物に比べて愛着がわき、いつ見ても完成した時の達成感を思い出させてくれるものです。
この記事では作るのには興味あるけど「長さや大きさを考える事が難しい」といった悩みの助けになればと思い作成したものです。
それでは、私がどのような材料でどういう風に製作していったかを費用もあわせて紹介させていただきます。
なお、DIYは屋外で行っているため外に置くために製作しました。
製作した作業台
頑丈そうです。
骨組みには90㎜×90㎜の杉角材を使用しました。たぶん1サイズ下の70㎜×70㎜の杉角材で十分だったと思いますが、心配だったので太い方をチョイス。
木材の色が黒いのは防腐剤です。塗装もあわせてできるキシテデコールを塗りました。
設置場所は屋外のため天板はその都度置くようにしてます。
費用
値段/個 | 個数 | 金額 | |
杉角材90×90 | 1,705円 | 3本 | 5,115円 |
2×4 6フィート | 495円 | 4本 | 1,980円 |
羽子板ボルト | 107円 | 4本 | 428円 |
六角ボルト M12×125㎜ | 63円 | 8本 | 504円 |
角座金 5×40 | 22円 | 12枚 | 176円 |
T時金具 90㎜ | 140円 | 4枚 | 560円 |
羽子板付束石 | 811円 | 4個 | 3,244円 |
天板用のコンパネ | 2,178円 | 1枚 | 2,178円 |
合計14,185円で製作しました。※防腐剤は別
サイズと木取り図
真上のサイズ(作業台部分)は約1820×910に設計。
こちらは畳1畳と同じ大きさのため1畳(ジョウ)と呼びますし、1帖(ジョウ)とも呼ばれています。
この大きさにした理由はコンパネなどがこのサイズで売られれいるため加工の手間が省けるからです。
木材の接合
まさかの在来軸組工法で接合することにしました。
こちらは丸ノコやインパクトの電動工具やノミを使用して加工。時間はかかりましたが、なんとか接合に成功して嬉しかったです。
とはいえ、この加工は非常に手間なのでL字金具などで接合するのが一番早くて楽だとおもいます。
加工の仕方は別の記事で載せたいと思っていますので興味があったらよろしくお願いします。
金具で補強する
作業台も羽子板ボルトで外れないように補強。
こちらの双子板ボルトの差し込む穴は組み立てる前に空ける事をおすすめします。
差し込みの穴を開けたくても隣の柱が障害物となりインパクトが垂直に向けれず斜めになります。
そのため、真っすぐに穴を空けられず強引に空けた結果、穴が斜めに。
羽子板ボルトの役割
羽子板ボルトとは図のように直角に交わる部材を強く補強してくれる金具です。
このままだと上部が抜けてしまう可能性があるのでT字金具で補強。
上部は天板を載せるために4本の木材をL字金具で取り付け。
下部は補強と見栄えのためL字金具で取り付け。
天板
設置場所が屋外のため天板は雨に打たれないようにその都度のせるように取り外し式としました。
裏にズレ止め用の木材を付け天板が動かないよう工夫。
作業台の高さ調節
作業台の高さは身長÷2+5㎝がしっくりとくるみたいですので。
私の身長 164㎝ ÷ 2 + 5㎝ = 86㎝
作った作業台の高さは約99㎝だったため私はその余計な高さを、約13㎝地面を掘り、そこに作業台を埋めることで高さを低くしました。
まとめ
DIYを続けるために製作した作業台ですが、はじめはどんな木材でどのように作ればいいか分からずに困っていました。しかし実際にホームセンターへ足を運び木材を見ていたら、色々と想像が深まりこのような作業台になりました。
当初は強風で飛んでく!?ことが心配だったので束石を買って固定しましたが、本来は必要なかったのかもしれません。
束石を購入せず木材の太さもザイズダウンしたら、コストはさらに抑えられると思います。
今回紹介させていただいた作業台は3年経った今でも大活躍中です。DIYのほかにBBQのテーブルになったり、家庭菜園などの道具を置いたりもできて大変便です。
庭にテーブルの購入を検討されていたり作業台が欲しい方の参考になれば嬉しく思います。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
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