機嫌が悪いと良いことなんてありません。日々強く思っています。
機嫌の悪い態度を取ってしまった後は、情けなく感じて後悔の嵐が押し寄せてきます。
この機嫌とやらを自分でどうにかコントロールできないものだろうかと日々を過ごしていました。
もし宝くじで1億円あたったら、誰もがその瞬間からご機嫌になると思います。
お金に余裕があれば心にも余裕ができ、日々笑顔になれることでしょう。
仕事でも時間に余裕があれば、休憩したり自分のやりたいことができます。
そしたら心に余裕ができて、ご機嫌になれると思います。急な仕事にも笑顔で対応できることでしょう。
「ごきげんになる技術」の本を読んで、作者の佐久間宜行さんは能動的に自分のご機嫌をとって日々を過ごしているように感じました。
例えば世間や人の批判は極力行わず、ジャッジは自分のためだけにするようにしています。
なぜなら1日で行える判断数には限りがあるようで、批判に使うのはもったいないと教えてくれました。
ついつい批判すると自己嫌悪になって、ご機嫌と遠ざかってしまう感じがするのでジャッジは自分のためにするように心掛けたいと思いました。
また「めんどくさい」も機嫌を損ねる常連客です。
めんどくさいって思った時って気持ちが沈んでご機嫌とはほど遠い感じがしますよね。
そのため著者の佐久間さんは、めんどくさい事に対してご褒美を準備し乗り越える工夫をしています。
乗り越えた時には、おいしいものを食べたり、趣味に触れたりして上手にめんどくさいと付き合っておられました。
自分も目標に対してご褒美を準備して毎日コツコツと励んでいくようにしたいと思います。
例えば、資格に受かった時は座り心地の良いイスを購入したり。マラソンで目標タイムを切ったらアップルウォッチをご褒美に買いたいと思います。
そして自分がこの本で一番学んだな。って思うのは「褒めこそ最強のツール」です。
著者の佐久間さんは人を褒めることはすごくエネルギーパフォーマンスとコストパフォーマンスがいいと言っておられます。
たしかに相手を褒めるとニコニコ笑って元気になってくれます。
そして元気になった相手の姿をみると自分も元気になった気がします。
想像しただけで良い空間です。
まずは難しく考えずに元気があっていいね!ハキハキ喋るから聞こえやすいよ!などの些細な所に気づいて褒められるようになりたいと思いました。
それを行う事によって自分もご機嫌になれますしね。
エネパとコスパをかねそろえた「褒める」こちらはやらないと損です。
佐久間 宜行作「ごきげんになる技術」は専門用語がなくてスイスイ読めました。
そして何より同じ目線で語りかけてくれてるような文章がとても頭に入りやすかったです。
佐久間さんは日頃から俯瞰的に自分を見るように心掛けています。
自分も見習って自分自身を2.3m上から観察できるように努力していきたいと思います。
天井からコントローラーをもって自身をキャラクターと想定して操縦するイメージです。
終わりに「もっと成功して自分のポジションを固めたい」という気持ちは誰にでもあると思いますが、佐久間さんはそれよりも「どれだけご機嫌でいられるか、どれだけ人を恨まずに生きていけるか」を根本にして生きていることに感動しました。成功とは何かを深く考えさせてくれる素敵な台詞です。
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