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あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる 読書感想文

今回は「ひすいこたろ」さんの「あなた次第でこの世界は素晴らしいものになる」の読書感想文を投稿します。

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自分は器の大きい人間ではない。
眠たいだけで苛立ったり、予定が崩れただけで機嫌を損ねたりして困ったものだ。
心に余裕がないのかな⁉時々そう思ってなんとなく過ごしていました。
そんな時この本をとってペラペラと試し読みしてるとなんだか解決しそう!ってワクワクした気持ちになったんです。なぜなら、プロローグの部分で素晴らしい言葉に出会ったからです。その言葉がこちら。

目次

問題が問題なのではなく、それを、どうとらえるかが本当の問題です

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たしかに!と自分は強くうなずきました。
つまり、日常の中で問題が起きるのは当然なことで、その問題をどのようにして乗り越えていくかが大事なのだと。
言われてみたら当然なのですが言われてみないと自分は気づきませんでした。

人の行動の流れは、出来事(問題)→解釈(意味づけ)→感情→行動となっているみたいです。
自分は問題がおきたらイラっとしたり悲しかったりするので、出来事(問題)→感情の順番だと思っていました。
しかし出来事(問題)と感情の間には解釈が入るのだと教えていただき深く考えさせられました。

例え話を作ってみました。
仕事から家に帰った時、夕飯がなかったらイラっとします。
でも、イラっとしてる場合ではありません。
イラっとした嫌な感情の裏側には原因となる解釈があると教わりましたので、この場合、料理は妻がするものだという思い込み(常識)があるから料理を作っていない事(非常識)にイラっとするのだと思います。
ですが「妻が料理をするのが常識?」いや、常識ではないと思います。
では「夫が料理をしないのが常識?」いや、これも常識ではないと思います。
つまり料理は誰がしたっていいのだと。
妻が料理をしないといけない、そんなルールはどこにもないのだと。
そう解釈をしてみると不思議なことにイラっとしてる場合ではなくなります。
それどころか、はいはい!OK!OK!とまずは受け止めて、その後はワクワクするような作戦をたてるのが理想なんだと思いました。
例えばの話です。

Happy(ハッピー)とHappening(ハプニング)の「Hap」は同じ語源で、「Hap」は偶然、運命、幸運を意味する。

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この言葉は自分の中にスッと入ってきてとても印象的でした。
語源は個々の単語の本来の形や意味を表すため、ハプニングが起きてもプラスに変えられる可能性は十分にあるのだと昔の方々が教えてくれているように感じます。
自分は今までハプニングが起きたら、絶対と言っていいほどマイナス感情がでてきていました。
「なぜ行動してくれない?」「なぜ終わらせていない?」「なぜ自分ばかり?」と思うと同時に内心イラっとしてます。ですが、今日からはHappeningが起きても語源のHapを思い出しプラスに持っていけるように挑戦をしていきたいと思います。
そして、その毎日のように起きる問題をサーフィンの波乗りのように楽しく乗り越えていけるようにできたら向かうところ敵なしになることでしょう。

人生は思い通りにならないものだけど、思い通りにならないことは素敵なことだわ。
思いもよらないことが起きるからよ。

赤毛のアン(L.M.モンゴメリ)

思い通りにならないことを肯定化した素敵な台詞です。

足りないのは、心からのスマイル

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自分はこの章がお気に入りです。
簡単に説明させていただきますと、外国の道端でチップをもらうために真剣な顔でダンスをしていてもチップはもらえずにいて、笑顔でダンスをしたらチップをもらえた。というお話です。
自分はこの章を読んで、なんとなく近い経験をしていることに気づいたのです。
それはフルマラソンを走っている時のこと、辛くて泣きそうな顔をして走っている時より、笑顔で楽しく走っている時のほうが参道からの応援が多いということです。
「辛い時こそ笑え」はよく耳にする言葉です。この章を読むまでこの言葉の意味を理解していませんでしたが、笑えば良いことがあると改めて気づかされました。幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのかもしれません。
まずは、日ごろから口角を上げるように意識していきたいと思います。

最後に

自分はこれからこの本に書かれていたように、解釈をする時は「良い」「悪い」の価値判断を挟まずに、まずは嫌な感情に気づいていけるようにしたいと思います。なぜなら、気づくだけでも感情と距離がとれるので冷静になり謙虚な心が磨かれると思います。謙虚な心があれば視野が広がり常に正しい判断ができると信じています。

「あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる」本当にその通りだと思いました。
大切な人といる時、なるべく機嫌を損ねたくない。そんな気持ちを快く応援してくれる素晴らしい本です。
それと同時に、世の中はとんでもなく面白いものなのだと教えてくれた気がします。

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